将棋「トノ」出会い
2004年冬。

妻の里帰り出産のため、「トノ」を連れて帰った。

当時「トノ」は3歳。

ばぁばとじぃじ(「トノ」の母方の祖父母)が、母親と会えず寝付けない「トノ」に「歩まわり」をおしえた。

同年春。無事に男の子と女の子の双子を授かった。
シノ(男の子)
セオ(女の子)
双子の育児に手間取るなか、時々「歩まわり」の相手をした。
2005年始め。「歩まわり」の相手もつらくなってきたので、妻と僕で「本将棋」をきっかけだけ教えた。後は茶の間のノートパソコンのフリーの将棋ソフトでおぼえていった。暇さえあればやっていたような気がする。
同年5月。市内の囲碁・将棋クラブに「トノ」をつれていった。

入るや否や、将棋を指している人の少なさに驚いた。囲碁の10分の1程の人数しかいなかったのだ。

最初は僕が手合いをお願いして指してもらっていたが、途中からは、囲碁をしている人に、

トノ     「将棋できるか?」

おじさん   「おっちゃん将棋は弱いでぇ。5級や。」

トノ     「5級かぁ〜。まあええわ。」

と自分で対局までもちこんでいるのには驚かされた。

計10局くらい指したが一度も勝てなかった。

一ヵ月後、関西将棋会館の2Fの道場にいった。

ほとんどがおじさんがだったけれど、子供の姿がちらほら目に入って、

「ここ(将棋会館)の将棋教室ならお友達やライバルができるな...」とおもった。

しかし4歳と年齢が低かったため、将棋教室は見送り、月に数回道場に通った。

10月。5歳の誕生日を迎え、関西将棋会館の「こども将棋入門教室入門講座(Bコース)」の1日無料体験させてみることにした。

そこには僕が求めていた『子供同士の対局』が当たり前のようにあった。やっと居場所を見つけてやれた気がした。それから月に2回通うことにした。「トノ」は凄く喜んでいた。

2006年4月。クラス編成があり、「こども将棋入門教室ステップアップ講座 棋力20〜16級(Bコース)」になった。

以後、「トノ」の棋力に具体的な数値「級」がつくようになる。

昇級履歴

2006年4月 20級スタート 19級に。

2006年6月 18級

2006年7月 17級 16級に。

2006.6 佐藤棋聖と「との」
これから先の昇級については、ブログ または ホームページ別コーナーで紹介します。

inserted by FC2 system